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独自な目線と解釈が癖になる。ライフハックやレビューブログ。

石油ファンヒーターのほこり掃除内部清掃のライフハック!

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今日のお悩み様

石油ファンヒーターが最近よく停止してしまいます。原因はシャンプーなどのシリコンや内部に蓄積したほこりです。分解しても内部のほこりは掃除機では全部吸いだせないし、本当に悩んでいます…

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りょお

そのお悩みは、ここだけの私が独自に編み出した方法で、簡単に解決できます!ぜひこの機会にお試しください!!

さて、私は秋田県に住んでいます。秋田県という土地は本当に寒く、しかし近年では地球温暖化の影響により、まったく雪がふらない冬もありました。ですが、その影響は逆に大雪にもなることもあるそうです。まぁ、どちらにしても、秋田県は寒い場所なのです。

 

少し季節限定の話しになってしまうのですが、今日は石油ファンヒーターについてのお話しをします。石油ファンヒーターは寿命が短いと言われていますが、私は毎年独自に石油ファンヒーターを分解清掃し、内部のほこりまで綺麗に取り除き、寿命を長持ちさせる方法を導きだすことに成功しました。

 

今日のお話しは石油ファンヒーターをお使いになっている、すべての方に、長く大切にいつまでも使用していただける、とっておきの方法をお話ししますので、是非最後までお読みになった際は、実際に試してみてくださいね。

 

 

基本的に石油ファンヒーターは、上手に分解清掃すれば長持ちします。その画期的なやり方までを順番にお伝えしていきます。

先にこれだけはお伝えしておきます。私の実家で使用している石油ファンヒーターは「ナショナル」製のものです。皆さんは「ナショナル」という家電メーカーをご存知でしょうか?実はナショナルは「パナソニック」の前身であり、現在はパナソニックに社名を変更し、数十年が経過していると思います。

 

そんな数十年前の「ナショナル製石油ファンヒーター」でさえ、正しく使用すれば、かなりの年数が経過しても、まだ使用できるのです。

 

どうして、私の実家の石油ファンヒーターは、そんなに数十年も稼働できるのでしょうか?私は実家の石油ファンヒーターと、その使用環境などを念入りに観察調査して、そこからデータを採取し、私が管理使用する数台の石油ファンヒーターにも当てはめて考え、寿命を延ばし長持ちさせるための答えを導き、次の結論に達しました。

 

長持ちさせるにはその1。 シリコンに注意する。

以前私の石油ファンヒーターが、電源を入れては何度も何度も停止を繰り返し、最終的にはきちんと動作することもなくなり、ゴミに捨てたことがあります。ですが実は、その原因の一つは「シリコン」にあったのです。

 

「シリコン?とはなんぞや」

 

そんな声が聞こえてきましたが、シリコンとは「シリコンシャンプー」に含まれるシリコンのことです。逆にシリコンが含まれないシャンプーは「ノンシリコンシャンプー」になります。この「シリコン」は燃焼空気取り入れ口に入り込むと、不完全燃焼を起こしてしまいまます。火が燃えるには綺麗な酸素、空気を取り込む必要があるので、当然、そのような結果になるのでしょう。

 

では、どのようにして、燃焼空気取り入れ口(背面にある)からシリコンは入り込むのでしょうか?我が家の場合は、ドライヤーで髪を乾かす時でした。

 

以前は石油ファンヒーターを置いている部屋で髪にドライヤーをかけていましたが、私は実験のために石油ファンヒーターを置いていない脱衣場でドライヤーを使用し、髪を乾かしてみることにしました。すると、なんということでしょう。やはり石油ファンヒーターが停止してしまう。ということは殆どなくなりました。

 

また、これは私の独自の見解ですが、石油ファンヒーターは物が溢れ密度の高い部屋でも、きちんと燃焼し稼働しない可能性があると、個人的には感じています。私はよく石油ファンヒーターが停止する嫁の部屋を、様々な角度から見直し、冬温かく過ごすにはどうすればよいか考えました。

 

以前は部屋の中で髪を乾かしていましたが、ドライヤーは脱衣場で使用することで、石油ファンヒーターが正常に動作する率が70%に上がったとします。そして残りの30%はなんだろうと考えたときに、私は燃焼空気(酸素?)のことを考えました。部屋の中の密度が高すぎるのではないか?また、物が多くカビやほこりも多く、石油ファンヒーターの燃焼にはよくないのではないか?そう、考えました。

 

私は休みの日を利用し、嫁の部屋の断捨離を決行しました。嫁の数年触れることもなく、カビが生えた大量の本などを捨てていただき、部屋はほぼすっからかんになりました。そのようにすると、飽くまで体感や見た感じではありますが、石油ファンヒーターが正常に動作する率が97%に飛躍的に向上しました。

 

つまり、石油ファンヒーターの正常な動作、および燃焼を妨げるのは、「シリコン」や「カビ」「ほこり」「空気の汚い部屋」という要素だ。という結論を私は導きだしたのです。

 

 

長持ちさせるにはその2。ネットでも誰も教えてくれないほこりの取り方。

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私は幼少の頃より少し変わったやつだと周囲に言われてきましたが、石油ファンヒーターのほこりの除去の仕方についても、ネットで調べましたが私と同じ方法で行っている方は、一人もいらっしゃいませんでした。

 

石油ファンヒーターの中は、洗濯物を干していたり、衣類などを多く仕舞っている環境では、非常に多くほこりがたまります。その量たるや、夜店の綿あめくらいはあるかもしれません。そのようなほこりは燃焼の妨げになったりして、あまりよろしくないと思われるので、これを機に一度大掃除してみるのがお勧めです。特に動作が思わしくない方は試してみてください。

 

まず電動工具の使用物品です。ここで登場するのがブロワー(送風機ですね)です。あとプラスドライバーを使用します。それと背部のファンとファンを固定しているメッシュパネルを寝かせて置くための、少年ジャンプなどの不要な雑誌を数冊使用します。必ずしも雑誌でなくてもよく、使用する理由も後ほどお話しします。まずはおおまかな流れです。

ファンヒーターの内部の中のほこり一掃の流れ
  1. 周囲のネジをすべて外して、フロントのパネルなどは外しておく。
  2. 石油ファンヒーターを屋外に持っていき、ブロワーでほこりを吹き飛ばしてよい環境を整える。
  3. 背部のファンを外す。しかし、本体とコードでつながっているので、取り外すことは不可能。ですので、ここで雑誌なりなんなりを重ねたものを置き、コードに負荷がかからないよう、外したファンを寝かせて置く。
  4. 後ろのすき間というすき間にブロワーを使用し、強風を浴びせてほこりを吹き飛ばす
  5. 多分、一度も清掃したことない石油ファンヒーターは、綿あめくらいのほこりが出てくる。
では順に詳しく説明していきますよ!

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ネジはすべて外し、全面パネルは取り外しします。送風口の中などにもネジがありますので、機種によってはよく観察して外してください。

 

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背面も外せるネジはすべて外し、黒い円形の「燃焼空気取り入れ口」は引っ張れば外れます。この際、ゴミやカビで詰まっていないか確認をし、ゴミが詰まっていた場合は清掃をお願いします。

 

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ここまで来たら、屋外での作業です。画像でも説明していますが、ファンを固定しているメッシュ状のプレートは、コードでつながっていて、外すのは困難だと思います。特別外さなくても清掃は可能なので、雑誌か何かを重ねたものの上に置いてください。

 

背面や様々な角度から、すき間というすき間にブロワーで送風し、ほこり、ゴミを吹き飛ばしてください。衣類を干しているお部屋においた個体からは、激しく舞うほどほこりが出てくると思います。

 

※スライドショーも参考に

できるかぎりわかりやすくお伝えしたいので、沢山ある画像はスライドショーでお伝えします。

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①このくらいまで分解できれば、かなり綺麗にほこりを飛ばせますよ。

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②先にご説明したように、今回はコードでつながれた背部のファンとファンのついたパネルはそのまま倒して段ボール箱の上に置きました。

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③設置している場所に応じて、ホコリも蓄積しています。外して中性洗剤でしました。

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④あとはブロワーでほこりを吹き飛ばすだけです。沢山ほこりがでますよ。この際に油汚れなどのふき取りも行うとなお良いでしょう。

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⑤底辺には使用する環境においては、油汚れなども蓄積しますので、ふき取りも行いましょうね。

 

長く使用できるファンヒーターの購入機種、その選び方やブロワーについて。

そもそもですが、石油ファンヒーターのシェアを見ると「コロナ」が多くを占めているように思われますし、私が今回の記事で取り上げている機種も「コロナ」のものです。

 

私の個人的な思いになりますが、石油ファンヒーターは、特に寒い地域ではその機動性や品質が重視されるので、車でいうところのトヨタみたいに、私であれば「コロナ」一択です。

 

何年も同じ石油ファンヒーターを、沢山の衣類を干した部屋に置いて、毎日使用しています。そして夏ごろにはほこりを吹き飛ばしてあげます。そして、また寒い時期に出してあげると、最高のパフォーマンスをしています。多分、壊れるなんていうこともないように思います。

 

そう考えるとコロナ製の石油ファンヒーターは、大切な命をつなぐ製品なわけですから、そのような価値のある品が、わずかな金額で半永久的に使用できるなんて、安いお買い物だと、私はいつも感じています。